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【スポーツスター】新旧対決!! “買い”はどっちだ!?【インプレ】

対決1 取り回しのしやすさ

リジッドマウントの旧型より23kgも重くなったラバーマウントの現行型。結果はリジッドの圧勝かと思いきや、スタンドから起こす瞬間は断然リジッドのほうが重い。坂道を押せば両車の重量差を体感できるかもしれないが、平坦な場所での取り回しはどちらも変わらない印象だった。そもそも坂道を押して上るという鬼のようなシチュエーション自体、普通に乗っていればまずないと思うけどね

平坦な場所での取り回しは、車格が大きく変わらないこともあってほぼ互角。アイアン1200のほうが車高が低いぶんだけ安定感はある

結果:引き分け!

【取り回し対決】勝負ポイント

リジッドの中でも車高が高い1200Sは、重量のあるエンジンの位置が高く、スタンドの傾斜角も深いので、車体を起こす際に重さを感じる

スポーツスターのエンジンは、実はかなり重たい。車高が高いぶん、エンジンの重心が高い位置にあるリジッドは、スタンドから起こす際に「よっこらしょ」という感じの重さ。対してラバーマウントは「スッ」と気負いなく起こせる。また、グリップの握りやすさも取り回しのしやすさに関係するだろう

リジッドのグリップは昔ながらのハーレーという印象の太いグリップ(径1インチ)を採用。少々握りづらく感じるかも

ラバーマウントのグリップは国産車並みとまではいかないが、リジッドよりだいぶ細い。国産からの乗り換えでも違和感はないだろう

対決2 スタートダッシュ勝負

アクセルが後輪と直結しているかのごとく、レスポンスよくグイグイ前に進むのはラバーマウントだ。対してリジッドは「えっ!?」と戸惑うほどに進まない。アクセルを開けても自分の想像よりも前に進まず、ちょっとガックリきた。同じ排気量なのに、しかもリジッドはツインプラグなのになぜ!? って感じだけど、これはノーマルに採用されているCVキャプが原因。レスポンスのよさを求めるなら、FCRなどの強制開閉キャブに交換するのがマストだね

アクセルを開けることが楽しいのはラバー。CVキャブ採用のリジッドは、開けても「もわーーーー……わわわーん!」という感じでスグには加速してくれない

結果:ラバーマウントの勝ち!

【スタートダッシュ対決】勝負ポイント

エンジンが必要とする燃料をコンピューターが判断し、電動の噴射器からガソリンを“噴射”するインジェクション(能動的なシステム)に対し、本体のフロート室に貯めたガソリンを、エンジンが発生させる負圧で“吸わせる”キャブレター(受動的なシステム)。レスポンスのよさは圧倒的にインジェクションだ。リジッドに採用されているCVキャブレターは、本体内にあるバルブも負圧で開閉するため圧倒的にダルい。ちなみにラバーマウントでも2006年モデルまではリジッド同様のCVキャブが採用されているので注意

2007年から採用されたインジェクション。その精度は年を追うごとに向上し、現行モデルはアクセルに対してダイレクトに反応する

負圧式のバルブが特徴のケイヒン製CVキャブレター。誰が乗っても扱いやすいように、そのフィーリングはこの上なくマイルド

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