見た目と乗り味を左右する、ハーレー乗りのブーツ選びのポイント
ブーツは足を守るギアでありながら、ファッション要素も強い、レザージャケットと並んでハーレー乗りが手に入れておきたい定番アイテムだ。様々なタイプがあるブーツの中からカッコよくて、履きやすい一足を見つけるには、どんな乗り方をするのかを考えることが重要だ。
定番の形をおさえておくベシ!
ハーレー乗りにとって定番となるブーツは大きく分けて2種類。足を差し込むだけのプルオンタイプとシューレースによって編み上げるレースアップタイプだ。そこからも細かくモデルが分かれるが、基本はこの2つ。それぞれ履き心地やバイクに乗った時の操作性が違うので、試着して、見た目と機能を確かめてから購入するのがオススメだ。
プルオンブーツ
エンジニアブーツやぺコスブーツなどのように筒状のシャフトに足を差し込んで履く形状のブーツ。安全性に加え、高い防水性をもっている
レースアップブーツ
布や革製のシューレース(靴ヒモ)で編み上げるタイプのブーツ。レースによって足にフィットさせることができ、ホールド感が高いのが特徴
足のサイズを測ってジャストサイズを選ぶベシ!
ブーツが足にフィットしていないと踏ん張りがきかなくなるため、足に合ったものを選びたい。一般的な靴は足の長さが表記されているが、オーダーブーツなどの場合は長さのほか、足の幅や甲まわりの長さも測って製作する。既製品であってもこのサイズ表記をしているものもあるので、自分のサイズを測っておき、購入時の参考にしたい。
カカトの引っかかりがあるかないかでソールを選ぶベシ!
ブーツの靴底にはソールと呼ばれるパーツが付いている。ブーツのモデルによって使われているソールが違っているが、ステップの形状によって乗りづらく感じる場合もある。取り付けてあるソールからブーツを選ぶのもいいが、ソール交換も可能なので乗り方や操作のしやすさによって選びたいところだ。
ヒールあり
カカトの下部にヒールを備えたタイプ。ヒールがステップにひっかかるのが好みという人にもってこいのタイプだ
ヒールなし
フラットな形状でステップによる引っかかりがないので、足の置き位置の自由度が高い。バイクを降りた時の歩きやすさにも影響する