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ハーレーで行くキャンプツーリングの荷物積載術

 快適なキャンプを楽しみたいと思ったら、どうしても荷物が増えてしまいがち。しかし、バイクで
のキャンプツーリングの場合、積載できる量も限られてしまう。最近では軽量でコンパクトなキャンプギアも多く、これならコンパクトに荷物をまとめることが可能だが、高価なのが難点。すべてをこうしたギアで揃えるのはなかなか難しいのが現実だ。そこで、重量のあるギアから、快適に過ごすためのアイテムまで、いろいろ積める積載方法を紹介していく。

必要なものを厳選することが第一歩

キャンプツーリングに絶対必要なのが、テント、シュラフ。究極それ以外は必要ない。ただしそれはあくまで「ただ泊まる」という場合。焚火もしたいし料理もしたい。冷えたビールも飲みたいなど考えると荷物は増える。ただ禁欲の旅ではないので、必要なものを上手に携帯するのが工夫のしどころだ。

今回積むのは下記のアイテム。小物は大きなバッグにまとめ、それ以外のテントやシュラフなどの大きなものは車体に直接積む。

ハーレー
キャンプグッズ
キャンプツーリング
積載
ハーレー
シュラフ
キャンプツーリング
積載
ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載

中身の重さや大きさによって荷物を整理する

 テントやシュラフなどの大きなもの以外はできるだけひとつのバッグにまとめたいところ。だた、闇雲に詰め込んでいっては整頓して入れるよりも入る量は減ってしまう。また、中身の重量バランスが崩れていると、バイクに積載した時に一方に寄ってしまったりして走行に支障をきたすこともありえる。そのためしっかり整理して詰めるようにしたい。

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載
荷物の入れ方

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載
緩衝材
ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載
割れ物

調味料のビンが入った入れ物やランタンなどのように壊れやすいものは、緩衝材代わりにマット、チェア、テーブルなど布系のアイテムをまわりに置いて破損を防ぐ

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載完了

上で紹介しているキャンプグッズがダッフルバッグに収まったの図。イラストのように、底に重いものを置き、上に向かうにつれて軽いものや細かいものを置く。さらに平たいものでフタをする感じ

バイクに積載する

バイクに荷物を積載する場合、キャリアなどがあると非常に便利だが、ない場合はリアフェンダーなどにくくりつけることになる。今回積載するスポーツスターもキャリアがないので、フェンダーを利用。左右にサドルバッグを付けているので、サドルバッグにも荷物を入れつつ、バッグの上の空いたスペースも使って積んでみる。荷物は下のネットやバンジーコードを使って車載する。

①ベルトに中通しする

意外に大事なのがこれ。テントやシュラフのベルトの内側にバンジーコードを通して脱落を防止する

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載

②両サイドに大きめのものを

シートを挟み込むようにしてテントとシュラフを左右のサドルバッグの上に分散させる

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載
荷物を分散

③大きな荷物の台にする

左右の荷物とシートが面になったらその上にダッフルバッグを載せる。広い場所に固定すればバランスを崩して荷物が脱落することもない

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載
大きい荷物を上に

④全部をバンジーコードで固定

ハーレーはフックをかける部分が少ない。ウィンカーやナンバーステーなどを利用して、バンジーコードを張る。さらにバンジーコードが左右均等に張られているかを確認し、バッグをゆすってみても動かなければOK。荷かけネットがない場合はこれだけでも荷物がズリ落ちてしまうことはない

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載
バンジーコード

⑤ネットをかぶせる

荷かけネットはあくまで保険程度に考えておくのが無難。バンジーコードでしっかり固定しておきたい

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載
ネット

⑥荷物が崩れないように固定

積載した荷物が崩れないかもう一度確認。ゆすっても動かなければOK。キャンプツーリングに出かけよう

ハーレー
テント
キャンプツーリング
積載
ネットで固定

荷物の積載を工夫して、泊まるだけではない、キャンプならではの醍醐味を堪能しよう!

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