「トライジャ」のパンアメリカ用技ありパーツ
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日本人の体形でも乗りやすいパンアメリカを作る
ハーレー初のアドベンチャーモデル、パンアメリカ。「こんなバイクで道なき道を走ってみたいな」と思っていても、実車を目の当たりにすると、大きくて、乗りこなせる自信がない、とあきらめてしまった人も多いはず。でも、乗りづらいのなら、乗りやすくしてしまおう。ということで、大阪のトライジャが開発したパンアメリカ用パーツを紹介していこう。
トライジャのパーツを取り付けたパンアメリカに実際にまたがってみるとわかるのだが、「あれ? 全然車高が高くない」となる。足がベタっとつけるのに、シートが硬くなく、長く乗っていられる。さらにポジションもよく、操作もしやすい、乗りやすさ抜群の1台に仕上がっている。
トライジャのパーツは、CADや3Dプリンターなどを駆使して精密に設計したものを、専門の職人が仕上げていくという方式を採用しているから、精度が高く、ボルトオンで取り付けられる。つまり、乗りづらさ問題で悩むパンアメリカ乗りや、これから手に入れたい人は、これらのパーツを付ければ乗りやすい一台ができあがるというわけだ。
ではどんなパーツがあるのかを細かく見ていこう。
ダブルシート
足つきをよくするシートは薄くて乗り心地がよくないものがあるが、こちらは程よく沈み込むうえ、ゲル加工しているから長距離走行もラク。ライダーだけではなく、タンデムも快適
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フレーム構造に合わせて製作しているので、まるで純正のようなフィット感。レザーは選択可能なので、好みに合わせたシートに仕上がる
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シートベースの構造をCADを使って綿密に設計しているので、車体への取り付けも完璧
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スポンジの成型や表皮の張り付けはシート専門のスタッフが丹精込めて仕上げていく
プルバックハンドル
平均的な日本人の体形で操作しやすいようにハンドル幅をノーマルよりも狭くして、さらにグリップが手前にくるようにプルバックさせた。小柄な人でも上体が起きて、ラクな走行姿勢を取ることができる
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上のデータはノーマルハンドルとの比較。ハンドルの角度が大きく違っているのがわかる。このハンドル専用のジグを作り、1本1本溶接して製作していく
ステップリロケーション
ノーマルのステップは位置が高いので、慣れていないと乗車時にバランスを崩しがち。しかし、ステップリロケーションを間にかませてステップ位置を下げることで、ライディングポジションがよくなり、バランスが取りやすくなる
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ステップ位置を低くし過ぎるとバンクしたときに擦ってしまう。そのため擦れにくいギリギリの位置にステップがくるように設計されている
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サイドスタンドエクステンション
頑丈な3㎜厚のステンレス材を絶妙な角度で曲げ加工。ノーマルのスタンドに付くプレートにかぶせるタイプ。通常はかなり足を前に出してスタンドを出し入れするが、これならフラつかずに出し入れが可能になる
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足を引っ掛ける部分がかなり伸びるのでスタンドに足が届きやすくなる
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テコの原理を利用して、足裏で軽く押すようにすると、簡単にスタンドが上がる
ナックルガード
パンアメリカスペシャルにはナックルガードが付くが、スタンダードは付かない。そこでどちらのモデルにも使えるカッコイイものをと開発されたのがコチラ。高い強度と、武骨なデザインが魅力
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ナックルガード本来の目的である手を守るために強度の高いものに仕上げた。バーエンドとスイッチボックス部分で3点止めすることで、しっかり固定できる
ここで紹介したパーツの他にも、トライジャでは現在様々な新作を開発中。完成し次第順次HPで公開されるので、パンアメリカをもっと快適にしたい人は要チェックだ!
問い合わせ/トライジャ TEL072-970-3110 https://trijya.com