【スポーツスター カスタムファイル】マニアもうらやむ、究極の“現代版XR-TT”
![スポーツスター XR-TT風 カフェレーサー](http://clubharley.jp/wp-content/uploads/2022/09/2_1285.jpg)
![](http://clubharley.jp/wp-content/uploads/2022/09/1_1246-1024x576.jpg)
本物のXR750と並べても見劣りせず、かつマニアが生唾を飲む一台を目指したという「XR-TT」仕様。トラブルや面倒な気遣いを避けたいとあえてヴィンテージを避け、乗りたいとき、飛ばしたいときに走りたいと、2002年式の「XL1200S」をベース車両に選んだ。
複雑な造形のマフラーや、当時の写真を見ながら製作したというタンク&シートが目を引くが、そのこだわりは細部まで抜かりなし。マニア垂涎のセリアーニ製フロントフォークをイメージして純正フォークやトリプルツリーを加工。メーターも最新式のモトガジェット製ながら、オールドレーサー風のマウント方法を採用してマニアックに仕上げている。エンジンは一部にビューエル用パーツを流用することで十分なトルクアップも実現。サーキットから峠、そして街乗りまで、マルチに使える一台だ。
![](http://clubharley.jp/wp-content/uploads/2022/09/6_1264-1024x576.jpg)
6ピースからなる複雑な造形のマフラーやオイルタンクはワンオフで製作。趣あるバックステップはタロッティ製を加工したものだ
![](http://clubharley.jp/wp-content/uploads/2022/09/5_1274-1024x576.jpg)
トップブリッジは往年のセリアーニ製をイメージして純正品を加工して造形。メーターまわりもオールドレーサー風の取り付け方法を参考に作り込むなど、徹底してこだわりを注入
![](http://clubharley.jp/wp-content/uploads/2022/09/4_1261-1024x576.jpg)
アルミ製の取り付けバンドや、思いっきり伏せた際にアゴを載せるパッドなど、オールドレーサーのディテールを採用しつつ、エグリなどの造形は当時の写真を見ながら作ったというスチール製のワンオフタンク
![](http://clubharley.jp/wp-content/uploads/2022/09/3_1292-1024x576.jpg)
バッテリーはシートカウル内に搭載。ヌバックの表皮やワンオフ製作したオイルタンクのキャップ位置など、細部までこだわりが及ぶ
【DATA】
取材協力:オールドスピードファクトリー
TEL:052-355-6306