ベルズマフラーにナイトスター用が登場!
ベルズパフォーマンスエキゾーストはツインカム、M8、空冷スポーツスターなど、多くのモデル、年式に対応する汎用性の高いマフラーだ。ただ、水冷モデルであるレボリューションマックスへの対応はやや遅れていた。しかし、この半年ほどの間で、パンアメリカ用とこちらのナイトスター用を満を持してリリース。じっくり作り込んだものだけあって、見た目も性能も、かなりよい仕上がりになっている。
問い合わせ/シャフトチューニングラボラトリー TEL048-501-7893 https://shaft-labo.jp/
ナイトスターをより精悍に仕上げるスリップオンマフラー
パンアメリカ用に続き、ベルズパフォーマンスエキゾーストからナイトスター用がデビューした。サウンドも性能もアップするベルズマフラーシリーズの特徴を踏襲しつつ、ノーマルよりも短くリアまわりがスッキリまとまるデザイン。もちろん、交換がしやすく安心なスリップオン仕様となっている。そしてもちろん車検対応。安心して交換することができる。
今回もノーマルマフラー装着状態とベルズマフラー交換時でそれぞれシャシーダイナモで計測し、性能の違いを比較した。下で紹介しているグラフからもわかるように5馬力ほど出力がアップしている。空
冷エンジンに比べてスムーズに加速していく傾向があるレボリューションマックスエンジンだが、その特徴がより引き立っているような印象だ。ちなみに今回マフラー交換時にコンピューターチューニングは行っていない。ノーマルのセッティングの範囲内で正常に使えるというのも利点のひとつだ。
サウンドも規定の範囲ながら歯切れのいいものになっていて、サウンドにこだわる人にも満足いくものになっている。
ナイトスターを手に入れたけれど、走りや音にに物足りなさを感じている人は、ぜひ取り入れてもらいたいパーツだ。
ベルズパフォーマンスエキゾースト
ナイトスター用スリップオンマフラー スラッシュカット
18万1500円
ベルズパフォーマンスエキゾースト
ナイトスター用スリップオンマフラー ラウンド
18万1500円
スリップオンタイプのエキゾーストシステム。ヒートガードなどはノーマルを流用できる。エンドキャップは2種類から選択可能。黒を基調としたボディカラーに合わせて、マフラーもブラックを用意している。ガスケットは別売
程よいサウンドとパワーアップを実現する内部構造
エンジンの違いや排気効率の違いによって、空冷モデル用のマフラーとは構造が異なるナイトスター用。とはいえ、これまでのマフラー製作で培った技術をもとに、規定の範囲内の音量に抑えつつ、しっかりとパワーが出せるように工夫して開発された。下のグラフにもあるように、交換することでパワーアップ、テイストアップが期待できる。ノーマルのナイトスターに物足りなさを感じる人は、交換することで明らかな変化が体感できるはずだ。
JMCAで定められているモデルごとの排気音量内にするため、マフラー内部に仕切りやバッフルを入れることで調整している。ただし、この構造はエンジンや排気量などによって異なるため、最適な構造にするのには熟練の技術が必要
JMCA認証取得済み
停車時の近接騒音と決められた速度での音量を測る加速騒音のどちらも合格していることを証明するプレート。この他に排気ガス検査に合格した証明書も付属。これがあれば問題なく車検に通る
ノーマルのO₂センサーを流用
水冷に限らず、現行モデルはサイレンサー部分にO₂センサーを取り付ける必要がある。ベルズマフラーにはノーマルのO₂センサーをそのまま流用できる取り付け用ボスが付いている
エキパイ&触媒はノーマルを使用
ナイトスターの場合、触媒はエキパイに取り付けられている。これを利用することで、サイレンサー部に触媒を取り付ける必要がないため、重量もコストも抑えることができる
ノーマルよりも短くスタイリッシュ
ノーマルに比べてサイレンサーの長さは短くなっている。取り付けた際、ノーマルよりリアホイールがしっかり見え、車体全体のスタイリングも向上する
全体的にパワーが上乗せされる
ノーマルマフラーの状態とベルズマフラー取り付け時に計測をし、パワーの違いを比較した。ベルズマフラーは全体の速度領域でパワフルになっており、最高で5馬力ほどの差が出た。これはチューニングせずにただマフラーを交換しただけのデータなので、チューニングを施すことで、さらにパワーアップするポテンシャルをもっていることがわかる。