ハーレー好きな皆さま!! 名作グラフィックをオマージュしたアイテムはいかが!?


ハーレーの歴代グラフィックの中でも、とりわけ人気の高い「レインボーライン」。これは、タンクに入れられたロゴマークを複数のカラフルなラインで彩ったもので、近年のモデルがこのデザインを復刻したほか、カスタムをする際のモチーフとして選ばれることもしばしば。いま、そんなデザインをオマージュしたTシャツが、意外と人気なんです。
そもそもレインボーラインとは!?

アメリカにはかつて100を超えるバイクメーカーが存在していたが、世界大恐慌でその数が激減。さらに第2次世界大戦以降、戦時需要がなくなったためにバイク市場はさらに縮小傾向となり、最大のライバルメーカーであった「インディアン」は1959年に会社解散を余儀なくされた。ハーレーダビッドソンはこのサバイバル競争に見事生き残り、“アメリカで唯一の2輪メーカー”となって黄金期を迎えるのだが、これを機にモーターサイクルとしての進化を怠ってしまったのである。
1960年代中盤になると、安価で高性能な日本製バイクがアメリカ市場を席巻。“昔から変わらないスタイル”が災いして時代遅れなバイクとして受け止められ、ハーレー社は1960年代末期になると最大の経営危機に陥ってしまったのだ。1969年より「AMF(アメリカン マシン アンド ファンドリー カンパニー)」の傘下に入ると、その潤沢な資金を使ってあらゆる策を講じた。そのひとつが1974年から1976年に全モデルに採用された「レインボーライン」のグラフィックだ。


1974年 ストレートライン
1974年に初めて採用されたレインボーはロゴマークを中心に上3本、下3本の太めラインが特徴。1本ごとに色が異なっている点は以降も継承されるが、上と下を同系色とせず、異なるカラーに分けられているパターンが多い。


1975年 S字ライン
レインボー2年目となる1975年モデルは、1974年では上下分割されていたラインをひとつにつなげたかのようなS字曲線を描くデザインが特徴。ライン数が6本となり、非常に細いものとなった。また赤、白、青のトリコロールカラーが登場。そのほかの色はやはり同系色でまとめるのではなく、前年のレインボーを引き継いだかのような上下3本ずつで異なった色の組み合わせたものが多い。


1976年 U字ライン
レインボー最終型となった1976年は、ロゴマークの周囲をグルッと回るようなU字ラインが特徴。本数は5本と減ったもののライン自体は前年よりも太くなったほか、色調を同系色でまとめたことで、まるでグラデーションがかかっているかのような印象となった。
さまざまなモデルに使用されたレインボーライン

安価で高性能な日本製バイクに対抗するための施策は、もちろんカラーリングだけにとどまらなかった。AMFが目をつけたのが1960年にイタリアの「アエロナウティカ・マッキ」社の株を50%と取得して誕生したハーレーの小排気量シリーズ「アエルマッキ・ハーレーダビッドソン」だ。経営陣は日本車の対抗馬としてはこちらの方が現実的と考えたのか、さまざまなモデルを発売。もちろん、その1974~76年モデルにはレインボーラインをあしらった。当時の市場的には苦戦を強いられたようだが、いま見るとレインボーラインからハーレーらしさが十分感じられるうえに、1970年代風味の色味とあいまってなんともかわいらしいではないか!!

レインボーラインの優れたグラフィックは現在のカスタムシーンでも引っ張りだこで、上の車両を見ればわかるように、これをあしらうだけで不思議とH-Dらしさが強調された印象になる。ひと目見てハーレーダビッドソンだと認識できる主張の強さ、そして旧車風ノーマルスタイルはもとより、ショーモデルのようなゴリゴリのチョッパーにまで似合う懐の深さがあるのだ。
必見!! 『クラブハーレー』のレインボーシリーズ

ただいま『クラブハーレー オンラインショップ』ではレインボーラインをオマージュした商品をドドーンと展開中!! 本家のグラフィックようなカラフルな色味とするのではなく、あえて1色としてシンプルかつ落ち着いた大人っぽいデザインを狙いました。これが好評で、最初はブラック×アイボリーのTシャツのみの展開だったものが、ロンT仕様が仲間に加わり、さらには今年からホワイト×ネイビーのカラーバリエーションをラインアップするなど徐々にラインアップを拡大中。ハーレー好きならこちらをワードローブに加えてみてはいかがでしょうか!? よろしくお願いいたします~(土下座)!!


4000円 サイズ:M、L、XL
我々バイク乗りは激しい走行風や突然の雨など、何かと過酷な環境にさらされがち。だからこそペロンペロンのTシャツではすぐに首元がダルダルになったりして、心もとありません。そこで、ちょっとやそっとじゃへこたれない8.1オンスというヘビーウェイトな生地をチョイスしました。糸にはUSコットンの空紡糸を採用しているため、乾いた肌触りでしっかりとしたタフな着心地を実現。さらにフロントにはハーレー乗りにおなじみのレインボーグラフィックをあしらいました。これは、AMF傘下にあったハーレー社が1974~1976年にかけて採用したいまだ人気の高い純正カラーをオマージュした、一発でハーレー好きであることが伝わるデザイン。色はバイカーTEE定番のブラック×アイボリーと、カジュアルなファッションにも合わせやすいホワイト×ネイビーを用意しました。どちらもお気に入りのライダースジャケットの下に着込めばぴったりマッチすること間違いなし!!


6500円 サイズ:M、L、XL
好評発売中のTシャツと同じ、ヘビーウェイトでタフな8.1オンスの生地を採用した、ロングスリーブTシャツを新たに用意しました!! 糸にはUSコットンの空紡糸を採用し、乾いた肌触りと生地感のあるしっかりとした気心地を実現。激しい走行風に突然の雨など、バイク乗りならではのハードな環境でもへこたれない丈夫な一着です。フロントにはTシャツと同じレインボーグラフィック、さらに見た目のポイントになるソデには、新しいクラブハーレーロゴをあしらいました。新デザインは1960年代から1970年代にかけて主にロードレーサーなどに採用された、知る人ぞ知るチェッカーロゴをオマージュ。マニアックなハーレーファンなら思わずウオッ!! となること間違いなしです。また、小ぶりながらも主張の強いチェッカーを袖にあしらうことでスポーティな雰囲気にも仕上がっています。色は定番のブラック×アイボリーとホワイト×ネイビーの2種類。シンプルながらもハーレー好きであることをしっかりとアピールできる一着です。


CLUB HARLEY × 7th-Heaven Art Jewelry ハーレー純正キーカバー
細部まで徹底した物づくりにこだわる「セブンスヘブン アートジュエリー」と「クラブハーレー」による特別コラボのハーレー純正キーカバーです。現行モデルは形状が変わってしまったため、一旦オーダーをストップしていましたが、“ちょい旧”ハーレーのオーナーからの熱い要望に応えて再販を開始!! ハーレーのエンジンをシルバーで精巧に表現することにかけて、この世界で誰よりもこだわっているであろう「セブンスヘブン アートジュエリー」。そのリアルなエンジンを組み込んだ、純正キーにフィットするカバーです。片面にはレインボーラインをオマージュしたクラブハーレーロゴを、さらにもう片面にはリアルなエンジンのモチーフをドン! と構えたデザインを採用しました。デザインのキモとなるエンジンは愛車に合わせてツインカム、スポーツスターを選択できます!!