【ハーレー乗りの愛用品を復活させる】その1:革ジャン
ハーレーに乗る際に身につけるウエアやギアはレザーを使用しているものが多い。使い込んでいくと身体に馴染み、イイ感じに経年変化していく。しかし、メンテを怠ると革が硬化したり、カビが生えてしまったりする。日々身につけていればそこまでならないが、クローゼットや靴箱の奥に入れっぱなしにしておいたり、屋外に放置しているとそうした劣化が顕著になる。
今回はすでに硬化してしまったり、カビが生えてしまった場合の対処法を紹介していく。まずはカビだらけの革ジャンの復活方法だ。
カビだらけになってしまったら洗っちゃえ!
クローゼットの奥などで放置していると、写真のようにカビだらけになってしまうことがある。もちろん状態にもよるが、丸洗いするという荒療治もある。捨ててしまうくらいならお試しあれ!(あくまで自己責任で)。
湿気の多い場所で放置され、ひと夏で見事に(?)カビだらけになったジャケット。このままではとてもではないが着られる状態ではない
1.洗剤でカビを洗い流す
市販の洗濯洗剤を使用する
バケツなどにぬるま湯を溜め、ジャケットを革を投入してタワシなどでゴシゴシと表面のカビを落とす
2.洗濯ネットに入れる
直接洗濯機に入れると革がよれてしまうだけでなく、金具が当たって洗濯槽にダメージを与えることもあるのでネットを使用
3.洗濯機へ投入
ミズタニ
LEATHER WASH EX FOR WEAR
3960円
ネットに入れたら洗濯機へ投入。洗いと脱水のモードを使う。洗剤は革ならではの汚れを落とす専用のものを使用する
洗いの途中で「レザーウォッシュ」に付属している柔軟仕上げ剤を入れる。これで乾燥後、革が硬化してしまうのを防ぐ
4.扇風機を使って乾燥させる
革が水を大量に含んでいるとはいえ乾燥機や直射日光は革への負担が大きいので、扇風機を使って陰干しするのがオススメ
5.除菌&オイルアップ
M.モゥブレィ
モールドクリーナー
2200円
乾燥したら雑菌が増えないよう除菌 乾燥し、しっかりと全体にオイルを入れて革全体を保湿してやれば完了だ!
カビの根っこはなくならないので、定期的に風に当てる
丸洗いしていいのか心配だったが、カビを除去するには洗うのが一番。とはいえカビの根っこはしぶとく完全になくなってはいないので、防カビ剤を定期的に塗ったり風通しがいい場所に保管するなどの気配りが必要だ。