アメリカ生まれのド迫力レース“Drag Race”に注目!

1/4マイル(約400m)をどれだけ速く走り抜けるかを競うシンプルながら奥が深いドラッグレース。レースというと敷居が高いと思われがちだが、本場アメリカでは草レース的な感覚でプライベーターが大勢出場していたりする。単純だからこそ誰もが気軽に参加して楽しめるのだ。
一度スピードに魅せられてしまうと、なかなか抜け出せなくなってしまう中毒性の高さも特徴。そんなスピード狂たちによって、いまドラッグレースが注目を集め始めている。

最近ではやや下火ながら、日本でも高い人気を誇っていたドラッグレース。重心が低く、トルクのあるエンジンを積んでいるハーレーはドラッグレースに向いていることもあり、ドラッグレース=ハーレーというイメージをもっている人も少なくないだろう。
2月中旬の平日、兵庫県多可郡にあるセントラルサーキットに到着すると、バリバリと轟音を上げる4輪車に混じって、数台のハーレーがパドックに入っていた。この日ここを訪れたのは「ドラッグフェスティバル」という4輪中心の走行会にハーレーが出場するという情報を聞いていたからだ。
走行前のミーティングのあとはさっそくレース開始。途中オイル漏れのトラブルがあったものの、全開での走行にみんな満足そうだった。
スタート地点の轟音や、タイヤの焼けるニオイ、選手のピリついた空気は、ドラッグレースでしか味わえない雰囲気だ。こんな楽しい時間、少人数でやるのはもったいない。ドラッグレースはやはり走ってナンボである。




HRCSに展示したレーサーで挑戦

昨年の「ヨコハマホットロッドカスタムショー」に展示されていた「シウンクラフトワークス」、「ホットチョップスピードショップ」、「サカイボーリング」のマシン。シウンとホットチョップはこのマシンでの初めての走行となった
未経験でも大丈夫! アメフェスでドラッグレースに出場してみないか?
来る5月25日(日)に富士スピードウェイで開催される“IKURA’S AMEFES”では、ホームストレートを全開で走ることができるドラッグレース「STREET STYLE DRAG CHALLENGE」が行われる。
ドラッグレースに興味をもった人は、ぜひ会場へ足を運んでみよう! 観戦するだけでもなかなか味わうことのできない迫力に圧倒されるはず!
いやいや、観ているだけじゃ物足りないという人は、レースに参加してみることをお勧めする。ドラッグレースにハマってしまった人から、まだ走ったことがないというビギナーまで参加可能なので、少しでも興味を持ったならぜひ参加してみよう! ちょっとした勇気で今までに味わったことのない新しい世界が拓けるかも!?
エントリーの締め切りは4月30日(水)までなので、早めの申し込みを!

詳細は下記
IKURA’S AMEFES公式HP
https://amefes.com/
エントリー方法
https://amefes.com/information/entry/

