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スポーツスターカスタム車29台を一挙紹介!

スポーツスターカスタム車29台を一挙紹介!

スポーツスターってどんなバイク?

高性能な欧州車に対抗するため、スポーツモデルとしてデビュー。しかし、現在のレベルで見ればスポーツ性が高いとは言えないが、ハーレーのラインアップの中ではヒラヒラと軽快。この独特な操縦性に惚れるベテランも多い。また、カスタムで幅広いスタイルが楽しめることも特徴で、若年層にも支持されている人気のファミリーだ。

エンジンはビッグツインに搭載されている“ミルウォーキーエイト”とは異なり、ミッションが一体式でコンパクトな作り。さらに4つのカムシャフトを備え、高回転まで回せることが特徴だ。排気量は883㏄と1202㏄の2種類があり、パワー感こそ異なるものの、どちらも回して楽しめるフィーリングだ。

最もベーシックなスポーツスターは「アイアン883」。流行の“ボバースタイル”を採用しつつ、前輪に19、後輪に16インチというスポーツスター伝統のホイールサイズを採用。左右の幅が狭い“ナローフォーク”もスポーツスターらしいフォルムだ。

<性格分析> 5段階評価
バイクの重さ:★★★
バイクの大きさ:★★
長距離の快適さ:★★
カスタムの自由度:★★★★★
見栄が張れる度:★★

【スポーツスターカスタムファイル】ボルトオンでここまでできる!「往年のスタイルを現代にリバイバル」


このマシンはBULL ORIGINAL(ブルオリジナル)がアパレルブランドO.C Crewとのコラボによって製作したもの。オリジナルのボートテールを使って’70年代頃のスポーツスターのフォルムをイメージしたスタイリングで、クロムメッキの外装がクラシカルな雰囲気に拍車をかけている。ハンドルの形状やコンパクトなシルエットからややチョッパーテイストな印象も見受けられるが、このスタイルをベースにハンドルやタイヤ、車高などを変更するだけで、スクランブラーやカフェレーサースタイルなどにも仕上げることができる点が、ブルオリジナルのボートテールの面白いところだ。リアサスペンションにはオーリンズを採用し、ストリートユースを前提に十分なスペックにアップデートされているのも見逃せない。

旧き良きスポーツスターのスタイルをモチーフとしながら、オーナーの個性も追求できるバランスのとれたカスタムだ。

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【スポーツスターカスタムファイル】トータルバランスがキモ!「視覚的な重心の集中化がコンパクトに見せる秘訣」


SELECTED CUSTOM MOTORCYCLE(セレクテッド)が手掛けたこのカスタムを「どこかで見たような?」と感じた人はお目が高い。EXILEメンバーが多数出演する映画『HiGH&LOW』で、主要キャラクターのひとり、コブラが乗っていた一台だ。その本来のオーナーである小島健斗さんは、長い年月をかけてこのスタイルを完成させた好青年だ。

小島さんがこの車両を購入したのはまだ学生だった’10年。すぐにカスタムしたかったが、まだ若くて金銭的な制約があったので、少しずつ理想に近づけていった。「全体的にコンパクトで、クラシカルなスタイルにしたいという希望を、ビルダーの鈴木さんに伝えました。ちょっとずつカスタムしたので、完成したのは3年前ですね」

’04年以降のスポーツスターは、振動吸収用のゴムを介してエンジンを搭載するラバーマウントフレームを採用しているため、’03年以前のフレームよりも大柄でファットなシルエットになる。そのためコンパクトに作りにくいのだが、この車両はそれを感じさせない。ビルダーの鈴木さんは言う。

「フェンダーストラットをカットしたり、フューエルタンクを小さくするのはもちろんですが、タンクの搭載位置を後方に移し、ハイトの高いタイヤを装着して全体のバランスで小さく見せています」

リアフェンダーを短くし、タンクを後方に下げることで、視覚的に重量を感じるパーツが車体中央に集中する。すると車両がコンパクトに見えてくるのだという。また、ハイトの高いタイヤも、車体を横から見たときにホイールを大きく見せる効果があり、相対的に車体が小さく感じるのだそうだ。

「アルミの地色は膨張して大きく見えるので、スプロケットカバーをカットしてボリューム感を抑えるようにしました。全体的にブラックを多用しているのも、小さく見せる仕掛けのひとつです」

特徴的なペイントはオーナーが好きなタバコの銘柄から着想を得たもの。ところどころ擦れたペイントが、オーナーの要望通りのヴィンテージ感を演出している。

「これからもカスタムを楽しみながら乗っていきたいです。次はエンジンをボアアップして排気量を大きくしたいですね」と小島さんは言う。

車両を手に入れてから8年。年月を掛けて少しずつコンパクトに作ってきた愛車は、スクリーンの中で注目を集めるほどに大きく成長した。「いつまでも未完成です!」と笑う小島さんの姿から、長く楽しめるスポーツスターというバイクの本質が垣間見えた。

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【スポーツスターカスタムファイル】タンクに隠れたプロの技がキラリ!「シンプルだからこそビルダーの力量が問われる」

スポーツスターのなかでもサスが長くて大柄な883Rを「ボバー系のスタイルで、コンパクトに」とヒデ・モーターサイクルにオーダーしたオーナーの白椿さんは、さらに「そこそこ走れるように」という希望も付け加えたという。

コンパクトにするため、まずはハンドルを低くし、リアフェンダーを短くするなど定番のモディファイを実施。さらにタンクは小ぶりなローマウントのボバータンクをワンオフした。しかしここで問題発生。EFI用のタンクにはガソリンをエンジンに送る電磁ポンプが内蔵されているので、タンク底面をフラットに作らなければならない。しかしボバータンクなら全体的に丸みのあるシルエットにしたいところ。そこでビルダーの渡さんはタンクを左右に分割し、左側にだけカバーを製作して、ポンプが埋め込まれたフラットな底面を覆い隠すようにした。

「かなり苦労したけど、なかなか人に気付いてもらえない(笑)」とビルダーの渡さんが言うように、説明されなければわからないほど、さりげなくカバーされている。

一方、走りの面ではリアにナイトロン製サスペンションをセットし、ローダウンしながらも走行性能を損なわないよう配慮。子供とタンデムできるサイズのシートを付け、2人乗りも可能にした。このカスタムもまた、「楽しむための乗り物」に仕上がっている。

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