アイアン883(IRON883)【2019年モデル/ハーレーカタログ】
低くコンパクトなシルエットのボバースタイルを採用
ボバーとは、第2次世界大戦後に流行したカスタムのスタイル。当時のハーレー乗りは、レーシングマシンを真似て、市販車の前後フェンダーを短くカットしたという。これが今、世界的に注目を集めているのだ。このモデルはそんな流行を受けて、ハーレー社が現代流のボバーとして作り上げたもの。コンパクトな車格、そして短くカットしたようなリアフェンダーが特徴だ。また、ナローフォークやフロント19、リア16インチというホイールサイズなど、昔ながらのスポーツスターの面影を残すモデルでもある。
アイアン883(IRON883)のディテール紹介
ドリルド加工によって軽量化されたフロントフェンダー、そしてベルトガードが旧きよき時代のレーシングマシンを彷彿とさせる。
排気量は伝統の883㏄。持て余すことがなく、“使い切る気持ちよさ”を堪能できる。最もベーシックなモデルといえる。
シンプルなソロシートを採用。小ぶりながら肉厚で、腰をしっかりホールドするのでツーリングでも疲れにくい。
これぞスポーツスターな形状のタンクは、12.5リットルの容量を確保。小ぶりな見た目に反し、ガソリンはそこそこ入る。
ショートタイプのサスは無段階でプリロード調整が可能。衝撃吸収性、そしてダンピング性能に優れ、軽快な走りを実現。
フォークブーツを備えたオーソドックスなフロントフォークだが、中身は最新式のカートリッジ式。快適な走りに貢献。
ライディングポジション&足つき ※ライダー身長:171cm
ボバーというからには前傾姿勢なのかと思ってしまうが、またがると意外と普通。腕や足にゆとりのある絶妙なポジションといえる。また、足つき性が抜群にいいこともポイント。
アイアン883(IRON883)データ
FAMILY
スポーツスターファミリー
Engine
エボリューション
新車価格帯
134万8500円~137万6500円
※こちらに掲載されている情報は2019年7月時点のものです。