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話題の極小LEDウインカーを試してみた!

ハーレーのカスタムシーンでいま、とても小さなウインカーが注目を集めている。小さいといっても、それがハンパじゃない。レンズ直径はわずか1cm程度という“超極小”サイズ。バイクに付ければ、いったいどこにあるの? と探してしまうほどの大きさである。しかし、高性能なLEDを採用することで、点灯時はとても明るく車検も問題なくクリアするという。それってホント? というワケで、話題のLEDウインカーを検証してみた。

話題の世界最小ウインカー

いま最も注目を集めているのが、ドイツのウインカーブランド「ケラーマン」がリリースする世界最小といわれる“バレットアトー”だ。小さいのでスタイリングのジャマにならず、消費電力も少ないので“電気が重要”といわれる現代のハーレーにも問題なく使用できる。また、まぶしいほどに点灯し、視認性も高いため人気があるのだ。

車検場によっては、まだパーツの認知度が低いためにスムーズにいかないこともあるようだが、灯火器の取り付け方法に関する国際基準【協定規則第50号】に適合しているので問題はないという。

ハーレーのノーマルウインカー(左)とのサイズ比較。バレットアトー(右)はレンズの直系はわずか7mm。指先に載せられるほどに小さい
実物を見るとあまりの小ささに不安を覚えるが、協定規則50号認可商品であり、ボディにはECE規則適合のeマークが刻印されている

【検証1】実際どれぐらい目立たない?

バレットアトーは横13mm、縦9mm、奥行14mmの超極小サイズ。これを実際に取り付けるとどれぐらい目立たなくなるのかを検証する。下にノーマルウインカー装着車とバレットアトー装着車を掲載するので、まずはどこに付いているかを自分の目で探していただきたい。

ノーマルウインカー装着車の場合

バレットアトー装着車の場合

無事見つけることができただろうか? 見つけられなくとも、ウインカーの存在がまったくスタイリングのジャマをしていないことがわかるハズだ。

正解はココ!

フロントはレバーの下!

ミラーのボルトと共締めして取り付けるステーを介して左右のレバーに装着している。実車を前にするとココに付いているとわかっていても、じっくり確認しないとウインカーの存在がわからないほどだ。

リアはナンバーの横!

ナンバープレートのボルトと共締めして固定するステーを介してナンバーの両脇に固定。取り付けたストリートボブのノーマルリアウインカーはテールランプを兼ねた独特な作りだが、バレットアトー装着車は上側にウインカー、下側にテールランプ専用のバレットアトーを装着。片側にふたつ付いているのにもかかわらず、その存在はまったく気にならない。

【検証2】ホントに光が見えるの!?

とても小さなバレットアトーだが、ケラーマン社独自の技術による光の拡散力で、点灯時には100m先からでもそれを確認できるという。それってホント? というワケで昼間、夕方、夜の光り方を実際に確認してみた。

昼間

ボディの小ささを感じさせないほどウインカーの光がしっかりと確認できる。

夕方

10m離れた場所から夕方に撮影。街灯の少ない夕方の路上でもしっかりとウインカーの光を確認できた。

もちろん夜でもハッキリと確認できる。ボディの大きさを感じさせない存在感を放つ光量は、ヘッドライトの対比でおわかりだろう。今回の検証は、10m離れた場所で行ったがメーカーによれば100m離れていても余裕で確認できるという。

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