それぞれの住宅事情に合わせた、夢のバイクガレージの選び方
今やバイク所有と同時に考えなくてはならない愛車の保管方法。自宅から離れた専用スペースからビルトインガレージまで、予算や住環境にあったタイプのガレージを選ぼう。
安心して愛車を保管できるガレージ確保は必要不可欠
バイクを所有する人のほとんどが購入と同時に悩むのが、愛車を保管するスペースの問題だ。
警視庁の犯罪統計によると、ここ数年は減少傾向にあるものの、依然として昨年も1万台近いバイ
クが盗難にあっているんだそう。これに対して検挙件数は約1 5 00件程度。つまりひとたび盗難に
あったら、そのほとんどが戻って来ないというのが現実なのだ。中でもハーレーは盗難の多いバイク
として知られており、たとえU字ロックなどの盗難対策をしていても、盗まれてしまうケースは多
いと言われている。ハーレー乗りにとってバイク盗難は決して他人事ではない悩みの種なのだ。
最近はハーレーオーナーにもこういった盗難がかなり身近な問題であることが認知されつつあり、
バイク購入と同時に安全な保管場所を確保するという人も増えてきている。逆に考えれば、安心して
保管できる場所を確保しない限り、バイク購入すらできないというのが現実だ。
そこで、バイク選びと同じくらい重要なガレージ選び方をご紹介。夢のビルトインガレージから、
マンション住まいのオーナーにオススメのバイク専用月極駐車場まで、予算や環境などに応じて、あ
なたに最適なガレージを紹介していく。
まずは下のチャートで自分に合った条件を確認するところからスタートだ!
TYPE A レンタルガレージ
アパートやマンションなどに住んでいるオーナーは、自宅敷地にバイクをとめることができない人も多いはず。そんな人にオススメなのが月極駐車場の中でもバイク専用の施設。セキュリティが高く、自宅近くにあればかなり便利。
【オススメレンタルガレージ】
アイドゥ
TYPE B 簡易ガレージ
バイクカバーを使っている人の多くが脱着のわずらわしさを不満に挙げるという。また風が吹いた際にカバーと塗装が擦れることで、ボディが傷ついてしまうのを心配する人も多い。そんな場合にオススメしたいのが、アコーディオン式のバイクカバーなどの簡易ガレージだ。アンカーを打たなくてもバイクの車輪を本体に乗せることで固定するため、比較的風にも強いのが特徴だ。また据え置き型のボックスガレージなどと比べると簡単に設置場所を移動できるのもメリットだろう。
【オススメ簡易ガレージ】
バイクバーン
TYPE C ボックスガレージ
自宅にバイクの駐車スペースがあり、なおかつセキュリティを重視するオーナーにオスメなのがボックスガレージだ。バイクとともにヘルメットやグローブなどのギアや簡単な工具なども収納が可能な上、物置型の建物に収納するため、設置場所や向きを工夫することで、外からバイクをとめていると知られにくいのも特徴。盗難防止対策としても有効で安心して愛車を保管できる。
【オススメボックスガレージ】
ボックスシェロー
http://www.shello.co.jp/products/box-shello/
TYPE D 大型ボックスガレージ
単純にバイクを保管するというだけでなく、趣味のアイテムを収納したり、時には自分も庫内でくつろぐことができるのが大型ボックスガレージだ。大型のハーレーをとめて、さらに整備ができるスペースを確保したり、書斎として活用したり、複数のバイクを並べるコレクションルームとしたりと、ユーザーのアイデアでどんな使い方もできるのが大きな特徴だ。
【オススメ大型ボックスガレージ】
ダイナオガレージファクトリー
TYPE E ビルトインガレージ
誰もが憧れるガレージライフの頂点、それは自宅建設時に自宅内に保管スペースを確したビルトインガレージだ。自動車用のビルトインガレージは建売住宅でも見かけるが、バイク専用やクルマとバイク
が両方入る広いビルトインガレージは、注文住宅でないとなかなか具現化することは難しい。
建物内なので、室内から直接アクセスできるようにしたり、窓越しに部屋の中から愛車を眺められるようにレイアウトすることも可能。またエアコンを設置して、ガレージ内を快適な温度や湿度に保つこともできるなど、とにかく可能性は無限大だ。ただし自宅を建てるというタイミングでなければ不可能なので、ハードルも一番高い、まさに夢のガレージライフといえるだろう。
【オススメビルトインガレージ】
ザウス