雨のツーリングの必需品、レインウエアの性能を復活させるテクニックを大公開!
完全防水を誇る高機能素材ゴアテックス。バイク用のレインウエアにも採用されていることが多い素材になっている。ただ、最初は水滴が滑り落ちるほどに撥水していたのに、使い続けているうちに染み込むようになってきたという経験をした人もいるだろう。内側まで染み込んではこなくても、濡れて冷たくなるので復活させたいところ。今回は簡単にできるゴアテックスの性能復活方法をご紹介。
今回はこのウエアの性能を復活させる
けっこうな年代物のウエアなので、すっかり性能が落ちてしまっている。無事復活するのか?
現状では水を垂らすと普通に染み込んでしまう。処理をした後に水が弾くようになれば成功だ。
まずはしっかりと汚れを取る
ゴアテックスは水の浸入を防ぎ、内側の水蒸気を外に出す透湿性を兼ね備えた機能素材。細かな穴が空いており、汚れが詰まると機能が低下するのでまずは洗濯をしよう。使うのはゴアテックス等の機能素材用の洗剤がオススメ。
モンベル
O.D.メンテナンス マルチクリーナー
適量の洗剤をタライなどに張った水の中に入れる。
しっかりともみ洗いする
流水ですすいで、しっかり脱水。乾燥機などで乾かす
アイロンで表面に熱を加える
大事なポイントは汚れを取った後に、しっかりと熱を加えてやること。まずは専用のクリーナーを使って、細かな目に詰まってしまった汚れを取り、乾燥後にアイロンまたは乾燥機で熱を加える。
直接アイロンを当てるのではなく、あて布をしてその上をアイロンで温めていく
水がバッチリ弾くようになった! 生地がもつ撥水性能と水の浸透を防ぐ防水性が復活したのがわかる。
なんだか最近水が染み込んでしまうというアウターを持っている人はぜひお試しあれ!