【ハーレー乗りの愛用品を復活させる】その2:ブーツ
ハーレーに乗る際に身につけるウエアやギアはレザーを使用しているものが多い。使い込んでいくと身体に馴染み、イイ感じに経年変化していく。しかし、メンテを怠ると革が硬化したり、カビが生えてしまったりする。日々身につけていればそこまでならないが、クローゼットや靴箱の奥に入れっぱなしにしておいたり、屋外に放置しているとそうした劣化が顕著になる。
今回はすでに硬化してしまったり、カビが生えてしまった場合の対処法を紹介していく。今回は屋外に放置していたことによってカピカピに硬化してしまったブーツを復活させる。
カサカサのレザーはとにかく保湿すべし
通年使用するだけにブーツはハーレー乗りの最重要アイテムのひとつ。ブーツのメインテナンスは、定期的に履いていればこまめなブラッシングとワンシーズンごとのオイルアップだけで十分だが、放置されていたモノは革が乾燥して硬くなってしまうことも。そんな時は保湿しながら革に栄養を入れてあげることで、復活させることも可能だ。
1.乾いたウエスでホコリを取る
ホコリや汚れが残ったままクリーナーやオイルなどを入れるとダメージになりかねないので、最初に汚れを落とす
2.クリーナーで表面を拭き上げる
M.モゥブレィ
ステインリムーバー
770円
革用のクリーナーを乾いたウエスに少量つけて、ブーツ全体を拭き上げ、目に詰まった汚れもしっかりと落としていく
3.細かい部分は綿棒で
ソールとの連結部分や編み上げブーツのハトメの部分など、細い隙間は綿棒を使うと汚れを落としやすい
4.指を使ってオイルを塗る
マスタングペースト
3388円
ウエスやスポンジでもいいが、指のほうが体温でオイルが柔らかくなり乾いた革に均一に入りやすく、革の状態もわかる
5.ブラッシングする
ブラッシングすることで摩擦効果でオイルが浸透して馴染みがよくなる。また余計なオイルを拭き取る効果もある
6.レザー保護スプレーをかける
レッド・ウィング
レザープロテクター
1320円
仕上げにコンディショナーや保護スプレーなどをかけることで革を柔らかくし、栄養を与えつつカビ防止にも効果がある
革に栄養を与えることが復活のカギ
カサカサだったレザーにしっかりと栄養を与えることで見事に生き返った。この状態を維持するにはこまめなブラッシングや数カ月に一度のオイルアップ、そして頻繁に履くということが重要だ。