ハーレーの“足ピンピン状態”を解決するパーツ、あります!!
“フォーティーエイト”や“ブレイクアウト”に標準採用されている“フォワードコントロール”タイプのステップ。足を前方に放り出すようにして乗る独特なライディングポジションは、おおらかなアメリカらしさを感じられることが魅力だが、他メーカー製の、いわゆるベーシックなポジションのモデルに慣れている人にとっては馴染みにくいもの。ましてや小柄な体格の人の場合は操作しにくいことこの上ない。実はコレを解消するカスタムパーツがあるんです!!
ステップが近づくとバイクとの一体感が高まる!!
かつてはヒザが真っ直ぐに伸び切ってしまうほどステップが前方に取り付けられたモデルも存在したが、それを思えば最近のハーレーは、だいぶまともなポジションになった。しかし、いまだフォワードコントロールを採用するモデルに苦手意識をもつ人は少なくない。坂道発進時はもちろん、リアブレーキをジワジワ使いたいといった繊細なコントロールが難しいうえ、“フォーティーエイト”や“ブレイクアウト”のように低めのハンドルが遠くに装備されたモデルの場合、ほぼ海老状態になってしまう。
しかし、さまざまなパーツをリリースする「キジマ」のラインアップには、ステップを近づける部品も用意されているので心配無用。ヒザの曲がりに余裕ができれば、確実に乗りやすくなる。積極的にライディングしたいなら、このパーツに注目だ!!
フォーティーエイトに装着するとコレだけ変わる!!
純正のフォワードコントロールと比較して230mmバック、さらに48mmアップとステップの位置は激変。この位置はノーマルでミッドコントロールを採用するモデルとも異なっていて、それと比べても20mm前進、50mmアップとなる。下の写真は身長が異なるライダーによるポジションの違いを検証したもの。このラクチンポジションを知ったら、病みつきになること間違いナシだ!!
ブレイクアウトなどの現行ソフテイル用もあるぞ!!
117エンジンが搭載して2023年モデルでリニューアルされるなど、ますます人気のブレイクアウトだが、多くの人が悩むのがそのポジション。上で紹介しているフォーティーエイトとは異なり、車格がひと回り大きな現行ソフテイルだけに、ステップが遠くて不安と感じる人は少なくないハズだ。上に紹介するキットは、ミッドコントロールへと大きくポジションを変更するモノではないが、それでも65mmバック、65mmアップ(下写真参照)となりポジションの自由度は高まるぞ。