【ちょい旧ハーレーはいまが買い】注目はズバリ、スポーツスターだ!
スポーツスターは2020年で最後になる!?
現在適用されている排ガス規制「EURO4」よりももっと厳しい「EURO5」が2020年に施行されることをご存じでしょうか? バイク好きの間では、「この新基準を満たせないバイクは生産終了になる!?」とウワサされているのです。
ハーレーのラインアップでは、エンジンの基本設計が古いスポーツスターで規制をクリアするのは難しいのではないか……というのが大方の見立てです。
2020年モデルのスポーツスターは、日本では昨年と同じく7機種がラインアップされましたが、アメリカ本国ではわずか4機種に絞られていまいました。でも、ハーレー社は2020年モデルでスポーツスターが最後になるとは謳っていないのです。
結局どうなっちゃうの!?
中古スポは国産車よりもお買い得!
存続の危機を迎えている中にあって、スポーツスターの中古車はいまが底値? というほどお買い得になっています。安いモデルであれば50万円台もチラホラというびっくりプライス。ヘタな400ccを買うより安いのですから、これを見逃さない手はありません。
それに加えて、近い将来もしスポーツスターが絶版になれば、相場がグーンと上昇しても不思議ではありません。
これ、ホントにいまが買いドキじゃない!?
クラブハーレーが選ぶ、いま買いのBEST3はコレだ!!
あまりにも安価なモデルでは故障が心配という人も多いことでしょう。だからこそ、ほどほどに新しく、なおかつお手頃価格で乗り出せるというのが理想です。
そこでクラブハーレー編集部の独断と偏見で、ノーマルのままでもカッコよく、カスタムしても楽しい3モデルをピックアップしました。
欲張りなアナタの欲求を満たしてくれるのは、ズバリこのモデルだ!!
1位 XL883L/883ロー 【平均価格:56万2700円】
※2019年9月の相場・クラブハーレー編集部調べ
黒くないアイアンに見えなくもない!?
2005年に登場し、2010年まで販売されたモデル。通常の“スポーツスター883”をローダウンし、プルバックハンドルで乗りやすさを追求。いま人気の高い“アイアン883”に似ているといえば似ているので、差額分でカスタムするのもオススメ
2位 XL883R/883R 【平均価格:61万5450円】
※2019年9月の相場・クラブハーレー編集部調べ
ダブルディスクの豪華装備に注目!
ダートトラック風のハンドルやレーシングマシン“XR750”のようなグラフィックを採用し、2005年から2015年までラインアップ。883ccクラスでは唯一ダブルディスクブレーキを装備したスポーティなモデル
3位 XL1200R/1200ロードスター 【平均価格:68万6250円】
※2019年9月の相場・クラブハーレー編集部調べ
いまやレアな1200のスポーツモデル
2003年まで存在したスポーツスターのフラッグシップ的存在“XL1200S”の後継機で、2004年から2009年までラインアップ。1200ccのエンジンにダブルディスクブレーキを装備したスポーツモデルだ