ハーレー エンジンの構造や歴史、魅力などを徹底解説
ハーレー エンジン専門用語集
奥の深いハーレーダビッドソンの世界だからこそ、独特な専門用語がある。そこで今回ご紹介してきた内容から、知っているとためになる専門用語をチョイスして解説。ハーレーにはこれ以外にも知っておきたい専門用語がたくさんあるので、もっと知りたくなったら「ハーレー専門誌『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集」を見てみよう。きっと発見がいっぱいだ!
<トルク>
トルクとはバイクのリアタイヤを回転させようとする瞬間的な力のこと。トルク性能に優れるエンジンは前に出る力が強いので加速性能に優れ、上り坂でもグイグイと進むことができる。ハーレーのエンジンはトルク型。
<馬力>
トルクが瞬間的に回す力であることに対して馬力とはその力を持続させて発生する仕事量。
<プッシュロッド>
カムの動きをロッカーアームを介してバルブに伝える役割を担う。外観上からもハーレーのOHVエンジンの特徴のひとつである。
<フューエル インジェクション>
キャブレターに代わってガソリンの噴出量を電子制御するコンピューター制御の燃料噴射装置。空燃比を自動調整して適正な混合気をエンジンへ送り込む。始動性が良く低燃費なのが特徴で、チューニング次第でハイパワーなセッティングも自由自在。環境問題の関係から現行のハーレーはすべてインジェクションを採用している。
<フライホイール>
コンロッドによって伝えられたピストンの上下運動エネルギーを、回転運動エネルギーに変換する役割を担っている。フライホイールによってハーレー独特のトルク感が発生する。