冬の必需品、ダウンジャケットを洗う方法
冬のツーリングにはなくてはならない存在であるダウンジャケット。ただ、いつも着続けていると汚れも気になってくるものだ。でもどう洗ったらいいのかわからない。そもそも自分で洗っていいの? といった疑問を持っている人もいるだろう。そこでダウンジャケットの洗濯方法をご紹介。これからの季節、活躍するダウンジャケットをいつもきれいに身に付けよう!
専用の洗剤で洗う
今回使うのはダウンジャケット専用の洗剤。ダウンに染み込んだ皮脂や汗を落とすことができ、洗ったあと、かさ高を回復させ、本来の保温性を確保することができる
モンベル
O.D.メンテナンス ダウンクリーナー
770円
※こちらのパッケージは旧モデルのものになります
コツを抑えてダウンジャケットを洗濯
中綿に羽毛を使っているダウンジャケットは、洗うとペチャンコになってしまうと思っている人も多いだろう。もちろん、ただ洗っただけでは羽毛は塊になる。そこで、ダウンを洗う際に注意したいのが、洗った後のケア。完全に乾かして、シェルの中の羽毛に空気を含ませることが大切。ダウンは空気の層が暖かさを生むので、乾燥機で内側の水分を飛ばし、シェルを叩くなどして空気を取り込もう。
Before
手順1
ダウンクリーナーは水15ℓに対してキャップ約2杯分。水は常温でもよいが、よりしっかりと汚れを落としたいならぬるま湯がオススメ
手順2
シェルに洗剤の水溶液を染み込ませ、中の羽根の汚れを流すようにして洗う。シェルひとつひとつをしっかり洗うのがコツだ
手順3
汚れが特にひどいところは洗剤を直接つけて洗おう。洗濯機でも洗えるが、こうして汚れを見ながら手洗いするほうがより愛着がわく
手順4
内部に水をたくさん吸っているため、自然乾燥は時間がかかるので、水分を軽く絞ったら、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水を行う
手順5
次に乾燥機で水気を飛ばす。半分乾いたところでシェルを叩き、さらに通常より長めに乾燥させることで、ダウンはフカフカに仕上がる
After
洗濯してしっかりと乾燥さえたのがこちら。空気を取り込んでフカフカな仕上がりになった。