【チャレンジ企画】放置したバイクをピカピカにする~後編
私(クラブハーレー編集部アメミヤ)の愛車は1984年式のXR1000。自分なりに大切にしているのだが、ある日電気系トラブルに見舞われたことをきっかけに乗る気を削がれ、ついでに車検も切らしたことで、恥ずかしながら会社の倉庫に何年も放置してしまっていた。
でも、最近車検を取得したことで再び気持ちに火がつき、「せっかくならピカピカにして路上に復活させる!」と燃えているが……。マフラーを塗装した前編に続き、今回は車体を磨く!
エンジンが汚すぎる!!
前編でマフラーを塗装するために車体から取り外したワケだが、その際に驚いたのがエンジンの汚さ。ただでさえ、長年の放置によりビッシリとホコリが積もっていたが、普段エキゾーストパイプで見えない左側のシリンダーが露出したことで、よりいっそう汚さが目立っている。とはいえ、掃除したくとも30年以上も昔のバイクだし、水をバシャバシャかけて洗車するのも気が引ける……。しかし、ウエスで拭こうにもエンジンのフィンは指が入りそうで入らず、かといって綿棒ではキリがない! と、悩んだ末に私が編み出したのが、ワリバシにフクピカを巻きつけてゴシゴシする方法。洗浄成分やワックス効果もある便利なフクピカだから、エンジンも効率よくキレイになるだろうってワケだ!!
シリンダーヘッドの点サビを落とす
シリンダーに黒さが戻ってきたら、今度はシルバーのシリンダーヘッドの汚れが気になってきた(涙)。アルミ特融の白く点々と浮き出たサビと、エンジンの熱による退色だろうか、本来銀色のフィンが茶色く変色している(汚れなのか!?)。こんなときは台所の掃除グッズでおなじみのタワシ、スチールウールを使用。小さくちぎれるので狭いフィンの間も磨けるってワケだ。ただし! 実際にこれを実践するときは、まず目立たないところで試してからすることをおススメする。塗装が落ちてしまったり、必要以上にキズがついてしまう可能性もあるからだ。
ワックスをかける
フクピカとスチールタワシのみでだいぶ輝きが戻ったものの、ツヤはほとんどない状態。このままにしてアッという間にサビてしまったらイヤだし、マフラーを取り付けたら当分掃除することができなくなるし。ってことで、掃除後に耐熱ワックスを使用。これで当分の間は汚れを防いでくれるハズだ!
作業完了!!
めっちゃ疲れたけど、何とか作業は終了。写真ではエンジン左側しか磨いてないけど、もちろん反対側も作業しております。ちなみにXR1000のクランクケースは塗装仕上げなので、もちろんスチールウールは使用せず、フクピカで磨いたのみだ
【オマケ】ホイールもキレイにする
実はXRを購入して以来、フクピカで何度か軽く拭いたことはあるものの、しっかりと磨いたことはない。というワケでいい機会なので足まわりも腰を据えてキレイにすることに。さすがに足まわりは水を使ってバシャバシャやろうと思います。とはいっても、リアホイールはチェーンオイルが飛んで汚れているけれど、フロントはそれほど汚れている気はしないんだよな……
ビフォー
アフター