ツーリングキャンプ調理三種の神器(メスティン編)
キャンプ飯を楽しみたいけれど、作る料理に合わせた調理器具をあれこれ持っていかなきゃいけない
の? と思いがち。しかし、慣れたキャンパーは必要最小限の道具で、自分が食べたいものを作ってしまう。もちろん、それぞれこだわりの調理器具があるという人も多いが、これだけあればだいたい何でも作れる、という3つのアイテムをピックアップ。それが「シェラカップ」「ホットサンドメーカー」「メスティン」だ。今回はまずメスティンのこんなこともできるんだ、という使い方をご紹介。
あらゆる料理が作れる万能調理器具
メスティンとはアルミ製で四角形の飯ごうのことで、近年人気の調理器具だ。フタが付属しているので、炊く、煮る、蒸す、燻すなどの調理が可能なうえ、工夫次第で様々な料理を作ることができる。ハンドルが付いているので、食器としても使える
1.ご飯を炊く
米1合(180㏄)に対して水180㏄を入れ、30分ほど浸水。固形燃料の火にかけて放置。燃料がなくなったら、タオルでくるみ、10分ほどしたら食べごろ
2.燻製する
ホイルをメスティンの底に敷き、燻製用のチップを広げる。その上に網を乗せ、食材を置き、フタをしめて固形燃料で下からあぶると10分ほどで完成
3.パスタを茹でる
パスタは別でゆでずに、水と牛乳でゆでる。水分がなくなったらベーコンや卵、チーズ、コショウを入れて混ぜれば、カルボナーラのできあがり