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ハーレーの最新2020年モデルや歴史・雑学など、イチから分かるハーレーダビッドソン徹底解説

ハーレー乗りのための着こなし講座

ハーレーを手に入れた。そこで考えるのはどんな服を着て乗ったらいいのかと言うことだ。ハーレー乗りのイメージと言えば、ライダースジャケットに、ジーンズにブーツという組み合わせなのは世界共通。これらのアイテムを多くのハーレー乗りが好むのには、実はちゃんと理由がある。そこでその理由を、ハーレー乗りならマスターしたい着こなしの基本と併せてご紹介。好きなファッションに身を包んで、思いっきりカッコつけるのも、ハーレーの楽しみ方のひとつだ。

ハーレー乗りの王道が革ジャン、ジーンズ、ブーツの理由


Q.なんで革ジャン?
A.レザーは風を通さないので疲れにくい。

転んだ時のためという理由もあるけど、ハーレーで転ぶケースは少ない。むしろ風をさえぎることで疲れを軽減する。
Q.なんでジーンズ?
A.素材がしっかりしているので風を通しにくくバタつきが少ない。

厚手のジーンズは風でバタつくことがなく、風雨にさらされても汚れが目立たない。そんな理由で愛用者が多い。
Q.なんでブーツ?
A.足首をサポートし操作のジャマにもならない。

シフトペグを操作しても擦り切れることがなく、重いハーレーを支えてしっかり踏ん張れるのでブーツを好む人が多い。風を切って走るためにハーレー乗りが選んだタフなスタイル!

ライダースジャケットはハーレー乗りの正装だ!


ハーレー乗りのユニフォームとも言えるライダースジャケットは、転倒した時に身を守ってくれるウエアとして、バイク乗りになくてはならない。その名の通り、ライダーのためのウエアだが、その原型は飛行機のパイロットが身に着けるフライトジャケットだったと言われている。上空での風や寒さを防ぐために気密性の高いレザーを使ったのだ。バイクが一般的に乗られるようになった時代から、徐々にレザージャケットがライダーたちの間で着られるようになり、バイク乗りの定番ウエアとなった。決して安いものではないので、コレだというものを長く着続けて、経年変化を楽しむのもライダースの醍醐味のひとつだ。

ライダースジャケットはサイズ選びが肝心

デザインやレザーの種類も大切だけど、もっとも重視したいのがサイジングだ。ファッション的な視点で見るとタイトなほうがかっこいい。逆にオーバーサイズで今っぽくしたいなんて気持ちもあるかもしれない。でもまずはジャストサイズを知っておくべき。ポイントとしては肩幅とソデ丈をしっかり合わせること。サイズをカスタムオーダーできるブランドもあるので、肩幅が狭い、腕が短いなんて人は、オーダーしてサイズ調整するのも手だ。
▼小さすぎ


これはタイトじゃなくて小さすぎる。ソデが短すぎて手首が見えてしまうと、ライディング中に冷えてしまうし、肩幅と身幅が合ってないのでアクションプリーツが開いてしまって、運動性はまったくなし。これはNGだ。

▼ジャストサイズ


これくらいのサイズ感が正解。肩幅がちゃんと合っていて、バイクに跨った時にソデがつんつるてんにならないくらいの少し長めのソデ丈になっている。またポジションにもよるが、腰が露出しないくらいの丈は確保したい。

ジーンズにもハーレー乗りならではの気遣いが必要

バイカーファッションをはじめ、アメリカンカジュアルの基本中の基本アイテムのジーンズ。ライダースジャケットとの相性もいいうえに、バイクに乗っていない時でも街に溶け込める万能アイテムだ。そこで、ハーレーにカッコよく乗るためのジーンズのはきこなし方をご紹介。ハーレー乗りならではのコツやポイントをおさえておこう。

ハーレー乗りは“カカト+5cm”がキホン

ハーレー乗りのジーンズは、ファッションのセオリーとは異なる。なぜなら一般的な長さだとシートに座った際、丈が上がりすぎてしまうからだ。そこでバイクにもジーンズにも熟知しているアパレルブランド「アイアンハート」に聞いたところ、靴下の状態でカカトから5cmが目安とのこと。

ご覧のように座った際にエンジニアブーツのストラップが見えるくらいのちょうどいい丈になっている。普段着の感覚でスソ上げしてしまうと、こうはならない。短めにロールアップしても見栄えがいいので、その分を加算してもいいだろう。

ジーンズのロールアップをマスターしよう

<3cm 1ロール>あらゆる靴に対応する“基本形”

ロールアップの基本形「ひと折り」。ジーンズをスソ上げする場合は、1ロールしてブーツのアッパーに触れるか触れないかを目安にするのも◎

<ハングロール>最近人気のワイルドスタイル

最近、巷でよく見かけるのがこのハングロール。数回ロールアップし、それをブーツに引っ掛けるため、ブーツの存在感が増し、ワイルドな印象に。

<ブーツイン>旧きよきバイカースタイルを演出

往年のバイカーたちが好んだ方法。ある程度ハイトのあるブーツでないとサマにならないので注意が必要だ。脚のきれいな女性にもおすすめ。

ハーレー乗りなら機能とスタイルを兼ね備えたブーツを選ぶベシ!


ハーレー乗りの足元は何と言ってもブーツが定番。その理由は踏ん張りがきくこと、それに足首をしっかりと守ってくれることだ。ハーレー乗りにオススメなのは主に2種類、プルオンタイプとレースアップタイプだ。プルオンの中でも特にハーレー乗りに人気が高いのがエンジニアブーツ。このモデルは靴ひもを使わずに長靴のように筒状のシャフトに足を差し込んで履くタイプで、つま先の自由が利きやすいのが特徴だ。対するレースアップタイプは、靴ひもを編みあげるブーツで、足をしっかりと固定できる。

どちらも、もしもの時に足を守ってくれる堅牢性と操作性のよさを備えているうえ、ハーレーをコントロールしやすく、かつハーレー乗りらしいスタイルにもマッチするデザイン性を持っている。

ハーレー乗りためのブーツ選び5つのポイント

【1】好みなのはどんな形?
ブーツは高さや形、ソールなど、さまざまな仕様が存在する。その中から好みに合った一足を見つけるのは大変なので、手に入れる前にどんなものがいいかイメージを膨らませておこう。

【2】自分にあったハイトは?
シャフト(筒状の部分)の長さ(ハイト)によって、プロテクトされる範囲も変わる。短いほうが足首を動かしやすいので、どんなポジションで乗るかを考慮して選ぼう。

【3】ソールのパターンは?
ソールはゴム製のものが絶対的に踏ん張りがきく。慣れていれば、ヒールがあるものはステップにひっかけて乗るのもいいが、平らなクレープソールもハーレー乗りにはオススメ。

【4】ライナーは付いているか?
シンプルな一枚革のモノが多いけれど、ライナー(内貼り)付きのモデルのほうが、履き心地は断然良い。ただしシャフトの感触は硬くなるので好みに応じて選ぼう。

【5】つま先の形はどうなっている?
A.エンジニアは大抵、つま先を保護するスチールトゥが入っている。シフト操作に便利だが、高さもあるのでゴツイソールだとシフターの隙間につま先が入りにくくなってしまう。

ヘルメット選びのコツは「どう走るか?」で決まる


ハーレー乗りのヘルメットと言えば、クラシックなジェットタイプが何と言っても王道だ。とはいえ、最新のハーレーはパワーがあるぶん、スピードだって自在に出せる。だから高速道路など走行風を長時間受け続けるシチュエーションでは、風が顔に直接当たるジェットタイプだと、少々辛いシーンもある。そんな理由からか、スピードに強いフルフェイスを選ぶハーレー乗りもだいぶ増えてきた。それに女性にとっては顔が汚れないという利点もある。

でも、街中では視界が狭いし、ツーリング先では開放的なジェットのほうが景色も満喫できてやっぱり気持ちイイ。ヘルメットのフチがレザー張りなものもあったり、ペイントが素敵なものがあったり、こちらはこちらで物欲をそそる。つまり、自分のライディングスタイルによって選ぶヘルメットが変わってくるというわけ。それを踏まえてヘルメットの4つのタイプをご紹介しよう。

ヘルメットのタイプと特徴

【1】「ジェットヘルメット」
頭から耳を覆うように頬までをカバーする形状で、アイウエアなどを合わせるのに最適。ハーレー乗りにとって定番の形だ。

【2】「システムヘルメット」
一見フルフェイスの形状ながら、アゴを保護するチンガードが持ち上がり、ジェットヘルメットのように顔の前がフリーになる。

【3】「フルフェイス」
頭から顔まで頭部全体を覆う形のヘルメット。レース用からツーリング仕様まで、さまざまなデザインのものがある。

【4】「ヴィンテージスタイルフルフェイス」
1960年代にロードレースで使用されていたような形のフルフェイス。ヴィンテージモデルに乗る人に人気が高いスタイル。

ハーレー乗りの必須アイテム。グローブは2種類あった方がいい


ハーレーに乗る時に必要な装備は、ヘルメットだけではない。手を守るグローブも重要なアイテムだ。「素手でも平気でしょ?」なんて思うのは間違い。バイクはグリップをひねって操作するものだから、長時間それを繰り返せば、手にマメができるぐらい擦れるし、まれに走行中に、跳ねた小石や虫が手に当たるだけでもかなり痛い。そんな思いをしたら、ハンドル操作に悪影響が出るのは想像できるだろう。

そして寒い季節に重要なのが、防寒としての役目。走行中は手に常に風が当たり、心臓から遠い手先は、最も冷えやすい部分になる。手がかじかんでしまったら、操作がままならなくなるのは当たり前だ。そんな理由で、グローブは春夏秋の3シーズン用と、冬用の最低2種類は用意したい。

春・夏・秋用グローブにオススメは「ショート&カットオフ」

冬以外の3シーズン用は、中綿のないもので充分。操作性にこだわったグローブ選びができる。好みによってだが、夏専用に指先をカットしたグローブを使う人もいる。真夏はグローブの中がムレるので、通気性に富んだ素材を使ったグローブを選んだ方がいいだろう。パンチングレザーやナイロンメッシュに滑り止め加工したものなど様々な種類がある。

冬用グローブにオススメは「ミドル&ロング」

冬用グローブは最低でも手首まで隠れるものを選んで、風の侵入を防ごう。手首の長いガントレットタイプなら最強だ。中綿は手の甲が厚く、手のひらは薄いものが操作しやすい。最近は中綿にハイテク素材を使っているものも多く、保温性の高いモノや、雨は防いで浸入させず、汗は外に排出してくれるという夢のような素材を採用したものもある。

ハーレーダビッドソン専門用語集

奥の深いハーレーダビッドソンの世界だからこそ、独特な専門用語がある。聞きなれない言葉が出てきたら、「ハーレー専門誌『クラブハーレー』編集部がお届けするハーレーダビッドソン専門用語集」を見てみよう。きっと発見がいっぱいだ!

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