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雨の日のツーリングのマストアイテム、レインウエアの正しい着方

バイク乗りなら1人1着は必ず持っていたいレインウエアだが、レインウエアの正しい着方を知らない人は実は多い。ただ普段の洋服の上から着ればいいと思っていたらもったいない。
 バイクでの走行中の雨は、歩いている時より何倍も強く感じるので、レインウエアの性能を引き出せなければすぐにびしょ濡れになってしまう。バイク乗りのために考えられたレインウエアは、一般的なモノよりはるかに機能が充実しているので、性能をよく知って、雨から身体を守る正しい着方をマスターしよう。

今回はバイク乗り専用設計のレインウエアをプロデュースする「ヘッドウェイズ」の島田さんに解説してもらった。

問/ヘッドウェイズ TEL03-6277-9672 http://headwayz11.com

PRISON RAIN SUIT  1万5290円

ベンチレーション機能やリフレクター、各部のサイズ調整など雨の中のライディングに特化した機能が満載のレインウエア

1 着る時はクツを脱ぐ

 出先で雨に降られると、多くの場合は外で着替えることになってしまうので、クツを履いたままレインパンツをはいてしまいがち。

しかし、クツがパンツのシームテープを傷つけてしまうので注意が必要だ。クツを脱いでスソをまくってはくのが正解。長持ちさせるためにも横着せずに靴を脱ごう。

2 すべての部分をしっかりと留める

 レインウエアの本来の性能を引き出すコツは、留めるところをすべてしっかり留めるのが鉄則。だらしなく着崩して隙間があるとせっかくの機能が台無しだ。

大切なのは、雨がレインスーツの中に入るのを完全にシャットアウトして身体を守ること。隙のない着方を意識しよう。

3 「フードはヘルメットの中に被る」が正解

 レインウエアにフードって必要? と思っている人はお洒落のためだと勘違いしているのでは? 実はレインウエアのフードは機能的に重要なパーツ。被ってヘルメットにインすることで、頭が濡れることや首からの水の浸入を防ぐ役割があるのだ。

フードの上からヘルメットを被れば、首の後ろは完全にカバーされる。さらに首のドローコードをしっかり締めれば、顔まわりから雨が入る隙間を限界まで減らすことができる

4 使った後はしっかり畳んでバッグに収納

セットアップのレインウエアは、持ち運ぶことを想定して作られているので収納袋が付属する場合が多い。しかし、無理やりぐちゃぐちゃに入れると生地を傷めやすいので畳んでコンパクトに収納しよう。さらに、濡れたままだとカビや悪臭の原因になるので乾燥させてからしまうのを忘れずに。

しっかり畳めばコンパクトに収まるので持ち運びがスマートになる。普通に折りたたんで最後は丸めて袋にしまうだけ。

レインウエアがもつ機能を十分に発揮させて、これから来る梅雨のツーリングも快適にこなそう!

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