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バイクキャンプで大活躍! タープの上手な張り方

 テントの横にタープを立てて、その下でくつろいでいる姿。なんだか玄人っぽい。しかし張り方にコツがいりそうだし、キャンプ場でウマく張れなかったらカッコ悪い……、なんて思う人もいるはず。そこで今回はタープの簡単な張り方を紹介する。

ビギナーはセットがオススメ

 アウトドアショップやホームセンター、Webショップなどで市販されているタープはタープ本体のほか、ポールやロープ、ペグなどがセットになっているものがほとんど。しかし中にはタープのみでポールやロープは別売りという玄人向け商品もある。タープだけのものを買ってしまい、確認せずにキャンプ場へ行って結局使えなかったなんて悲しいことにならないように、タープビギナーはセットで売っているものを手に入れるのが無難だ。ただし、セットのものは収納サイズが大きく、車載しにくいものが多いので、サイズの確認は必須。

タープセット
タープ

タープ

ポール

ポール

ペグ

ペグ

自在ロープ

自在ロープ

キャンプツーリングで使いやすいタープはコレ

 タープといっても実はけっこうたくさん種類がある。基本的なものは広げた時に正方形や長方形になるスクエアタープ、またはレクタタープと呼ばれるもの。そしてタープ本体が6角形のヘキサタープだ。収納サイズや手軽さを考えると、この2種類がバイクで行くキャンプに向いたタープといえる。ほかにもテントと連結して使うスクリーンタープやイベントなどで使われるようなタープテントなどもあるが、バイクに積載できるサイズではないので、やはり前出の2種類から選びたい。

タープの種類

レクタタープ

スタンダードな形のタープで比較的張りやすい。辺の半分の位置にポールを立てて張る方法や、対角線にポールを立てたり、日よけのために一方向を完全に閉めてしまうなど、様々なアレンジが可能なのが特徴

ヘキサタープ

ヘキサゴン(6角形)型のタープ。6角形の対角線にポールを立てるタイプで、張った時のシルエットがきれいなのが特徴。それぞれの角にあるロープの張り方を変えることで、日陰の位置を変えられる。

超簡単なタープの張り方

①タープの両端にペグを打つ

タープの位置決め
ペグを打つ
仮止め

まずはポールを立てる位置を決めて、タープのメインコーナー(ポールを刺す部分)にペグを打っておく。あとで抜くので仮止め程度。

②タープを広げて位置を確認

タープを広げる
太陽の位置を確認

仮止めのペグを支点にタープ本体を広げる。この時、太陽がどちら側に来るかをコンパスなどで確認し、日陰にしたい位置に合わせておくと快適に過ごせる。

③ポールを両端に置く

タープ両側にポールを置く

タープの長辺の延長線上、メインコーナーのところに分解されていたポールを組み立てて配置する。反対側も同じ位置に配置しておく

④メインロープの両端にペグを打つ

メインロープを張る

タープ用のメインロープは中心にポールを刺す輪を作った両側に自在金具が付いたものになる。その両端をメインポールに対して45°の位置でペグを打つ

⑤ロープはポールに対して45°がキホン

ポールに対して45°

写真のようにポールに対して両側のロープが45°になっていれば準備完了。イメージは下の図のような配置だ。ここまでできればもうできたも同然

ロープの位置

⑥ロープとタープをポールの先端に刺す

ポールにロープとタープをセット

ポールの先端は細くなっているので、タープのハトメを刺し、さらにメインロープの輪になった部分を引っかける

⑦ポールを立てる

ポールを立てる

あらかじめ自在ロープを全開ぐらいに緩めておき、片側ずつポールを立てる。そのとき、ポールの向きをややタープの内側へ向けておくのがコツ

⑧ロープの張りを調整

ロープの張り調整
ロープの張り調整
自在金具

ロープの自在金具でロープをピンと張る。反対側も同じようにポールを立てたらロープを張る。この4カ所の張りを固めておけば、倒れることなく自立する

⑨残り4カ所もロープで固定

角のロープを固定

自立したことが確認できたら角にそれぞれロープを結び、ペグで打っていく。自在金具で張りを調整し、各部を固定していく

⑩10分ほどで完成

完成

こちらが完成形。しっかりロープを張っているので、ちょっとの風ではびくともしない。作業はものの10分ほど。慣れてしまえば簡単に短時間で張れるぞ。

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